とび
よし、もう行かんとこうってなって休むことを決意して枕に顔を埋めて、そっから電話がしばらく鳴り続けても出ずに押し通したらそれは大人なのかもと思った。
子供にはそんなことできない、誰かに叩き起こされて連れ出されるから。
その分責任は自分がすべて負わないといけないし、信用もなくなる。
けどそれでもいいとその場では固く決意したと思いこんで行かんことを選んだわけやから、しっかり大人なのかも知れないと言い聞かせた。
うん、
言い聞かせてその後の後悔、消えたくなる気持ちをなんとかFANZAなどで紛らすけど、完全には消えないのでお酒を飲んで知らん間に寝れるようにする。
しっかり大人。
あの時の想像とは違うし、なりたい感じではなかった気もするけど。
かつお
もう12月。
みんな言いそうやけど、もう12月。
なんか急激にまとめに入る感じがするのがとても怖くなる。
日曜日、ライブで高知県に行った。
久しぶりに関西以外でライブしたし、初めて高知県に行ったので少しはしゃいだ。
リハ終わり居酒屋に行きかつおを食べた。
とても美味しくて、いままであんな臭いかつおを食べていたのかと思った。
もうライフではかつおのたたきを買えなくなる。
食事だけで行った甲斐があったけど、ライブもして自分にしては珍しくCDも何枚か買っていただいたのでとても満足して、気持ちよく帰らせてもらった。
ただ弾丸で帰り翌朝バイトがあった。
ほぼ寝ずに行き、疲れもでてしんどかったので1日でプラマイゼロに。
変なスケジュールにしてしまった自分が悪いんだけど、もうちょっとプラスのまんま時を過ごしていたかった。
貧乏だがゆっくり旅くらいしたい。
ただしつゆまる
腹痛下痢を起こして今日で6日目。
ようやっとマシになってきて余計に動くこともできるようになった。
この6日の間は何にもできず、なんとかライブ2つとバイトにもいったけどそれ以外はずっと寝ていたし、ご飯もお粥か野菜スープくらいしか食べれず水分もあまりとれなかった。
何か口にするとすぐ、お腹のたぶん腸あたりが「きゅるきゅるぎゅー」となりだして、「ごーっ」と叫びみたいな音をだして痛くなった。体も苦しそうだった。
正露丸も飲んでたけどあんま効かなかった。
正露丸て不味い。でも効かなかった。
1週間程でマシになったってことは恐らく飲み過ぎ。飲み過ぎって言ってもそんな酒つよとかでもないので自分のキャパを超えて飲んでいただけ。
いままでとはそんな量のマックスは変わってないはずなのに今回初めてこんなに腹を壊したのは、な、な、な、なんでだろう。
年とったからか。
初めてのロング腹壊しなので、怖くて調べてどれくらい続くと病気なのかとかコロナなのかとかも調べた。
ビビってたけど6日でマシになってよかった。
動けなかったので布団にずっといて、イカゲームを観終わった。
最近、少し体重を増やし筋トレをするムーブをとっていたけど、今回のでげっそり痩せてまたゼロから。
銭湯に行ったときヤンチャグループが来ても、引き締まったボディをみせつけて胸を張ってサウナに入るつもりだったのに。
またァ爆食いやァ!
頭にでっかい石が詰まった
普段生活してる時、寝る前とか、どうでもいいようなこととか色んなことが浮かんだり悩んだりするのに、歌詞書こうとしたとき頭が空っぽになる。なんで。
一言も、一文字も浮かんでこない。
ひらがなになる前の線のうにゃうにゃしたのだけギリでてくる。
音に身を任せすぎてるのか。
なにか、なんでも、意味なくてもいいから文字でてこいって思えば思うほど頭が空っぽになっていく。
今度寝る前に歌詞書いてみよう、すぐ寝れそう。
秋味
急に、いきなり、寒くなった。
朝外にでるとシャツ1枚やと歯ガタガタいった。
秋は忙しかったのか、打ち上げにほんの一瞬だけ顔をだして帰ってしまったみたい。
それか、ずっと9月おわりくらいからおったけど影が薄くておるの気づかんかったのか。
全然しゃべらんし、なんとなくみんなの話に笑っといて浮かんようにイジられんように端の方でそっとしてたのか。
そんで少ししたら酔ったふりして寝たふりして終わるのを待ってたのか。
秋は夏みたいにガツガツ系じゃないから中心には入っていけんけど、慣れた仲間内ではまあまあ喋るし、ちょっとだけ面白いし、ちょっとだけ多趣味。
そんな秋を僕も端の席からみてたのに、知らん間におらんくなってた。
次は冬がだんじりの上にのぼっていって、肩を回して大回ししようとしてる。
それをまた僕は端の席で笑ってる風にして過ごす。
ランニングしてきた。
口で呼吸をし空気が喉に直接あたって乾燥したときのあの咳でそうな感じが、秋のことを忘れさせてきた。冬の味。
こたつだそう。
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バイトの帰り道順の詩
今日もさほど忙しくはないのに何故か少し疲れてバイト先をでる。
自転車が飛び出してくるので右をみて左をみたら、向こうから常連のフグ屋の大将が店に向かって歩いてきている。
別に待たず、会釈もするわけでもなくなんやったらちょっと急ぎめに自転車に跨り反対方向に走る。
すぐ曲がり角を曲がり大きな道路は避けてひとつ筋を外した路地をしばらく走る。
いつも同じ時間に小学生の姉弟が仲良く帰っているのとすれ違う。弟が小1くらいなので一緒に帰ってあげてるのかな。
その姿をみると、自分も小学生のときひとつ下の妹と下校していた時を思い出す。少し落差のある土手をマフラーをロープみたいにして登ったり降りたりしながら帰っていると、年上の男子軍団に「アツアツやなー」みたいに何故かイジられた。それが恥ずかしくなって急によそよそしくなってしまい、兄妹で帰ることがなくなった。思春期がはじまったのだろうか。よく思い出して少し寂しい後悔な感じになる。
そのまま走り行き止まりになるので大きな道路にでてさらに進むと軽いアーチの橋にくる。
その橋の真ん中で、止まりまではしないがいつも川の方に目をやる。晴れていても曇っていても変わらない。同じ住宅が広がってるだけの景色で川はいつもゴミがたくさん浮いている。
橋を下った勢いでペダルを漕がずに、軽く空をみながら走る。
今日は台風が近くにある影響で雨が降りそうな分厚い色の黒い雲が向こうにある。
もうすぐこちらに来るのかも知れない、そんで雨が降るかも。まだ遠くで曇っていたので焦る必要はないが、帰ったらすぐに洗濯物を取り込もうと思った。
信号を渡り銀行を過ぎたら左に曲がる。路地に入ってまっすぐ。所々交差点になっている。そこから誰かしらいつもお年寄りが飛び出してくるので毎交差点軽く減速は心がける。
こっちが本線だと思っているとなんで減速せなあかんねん、そっちが減速、いや一旦停止せいよとか思う。
飛び出して来た人にとっての目線では本線なのでお互い本線だと思い込まないようにしないとなーってよく思う。これって哲学みたいかなーって。
そして減速したけど、軽く衝突しかける。
むしろMAXスピードで駆け抜けたほうが交差点にいる時間が短いから良いのでは。
駅の高架下をくぐり、郵便局、和菓子屋、気になってるけどずっと行かない蕎麦屋を横目に通り過ぎ右に曲がり、少しいくとあっという間に自宅アパート!!
6分7分の大冒険。
なんか書こうとしたんだなという気持ちだけは買ってください。